
1 シーズン
11 エピソード
FIRE BOYS 〜め組の大吾〜 - Season 1 Episode 2 2 放火魔と直接対決
レスキュー出場し屋根に登って降りられなくなった猫を救出した大吾。その活躍?はテレビでも報道されたが、今度こそ火災現場で活躍したいという思いでいっぱいの大吾は、火を消すことだけが消防の仕事じゃないという隊長の平(石黒賢)や赤星(葛山信吾)の言葉にもついムキになってしまう。その時、ゴミ集積場のボヤでめ組は出動。原因は放火とみられ現場にはねじった新聞の燃えかすが残っていた。隣町でも連続放火事件が起こっている上に、先日のめだかヶ丘高校の火災原因も判明していないだけに、不気味な事件だった。大吾は犯人を見つけようと非番の日も繁華街をうろつくが、その挙げ句タバコを投げ捨てた不良たちとケンカ騒ぎを起こしてしまう始末。その帰り、買い物途中のまひる(内山理名)に出会った大吾は、五味(鹿賀丈史)が商店街を回って防火指導をしている場面を目撃する。管轄内で火事が起きないのは偶然ではなかったことを知り、大吾は言葉を失う。 あくる日、再びめ組に出場命令が。駐車してあったバイクのシートに火を付けられたのだ。ところがその鎮火を終えるとすぐに、今度は商店街で出火、さらに別の場所でもボヤ騒ぎがあり、大吾たちは休む間もなく消火活動に奔走する。大吾は家に帰ったが、今度は愛犬もん太のガールフレンドがいる近所の家で、犬小屋に火が付けられるという事件が起きた。家を飛び出した大吾は家庭用消火器で何とか火を消したが、その現場でねじった古新聞の燃え残りを発見、わずかに残っていた記事には見覚えが…。 大吾は、青いパーカー姿の男の目撃証言を元に防火の呼びかけをしようと、まひるや純(ミムラ)に提案する。大吾とまひるは非番を利用してチラシを配り始める。その一方で、大吾はとある部品工場へサッカー部時代の憧れの先輩で、青いパーカーがトレードマークだった矢沢(小栗旬)を訪ねていた。大吾が犬小屋の放火事件で発見した新聞には、矢沢の活躍を報じた記事が掲載されていたのだ。大吾は矢沢に放火事件のことを切り出すが、矢沢は何度か野次馬根性で火事現場を見に行った、といってその話を笑い飛ばす。 あくる日、大吾はチラシのことで再び平に叱責される。そこに森田警部(松重豊)が現れ、いきなり大吾につかみかかった。森田たちがマークしていた矢沢に大吾が会いに行ったからだ。しかし大吾は「現行犯逮捕するために泳がせていた」という森田の言葉に反発し…。